« 2010年8月 | トップページ | 2010年10月 »

2010年9月

シナリオ完成稿届く!

002  映画「エクレール お菓子放浪記」製作委員会からシナリオの決定稿が送られてきました。

 こういうシナリオの冊子でも、表紙からして、質感や色彩にかなり気を使って作られているのがわかります。

 映像に出ないこういうところでもアートすることで、きっと出演者もやる気を出し、良い演技をする気持ちが高まるのだと思います。

 このシナリオが出演者やスタッフの手で手垢にまみれ、擦り切れ、ぼろぼろになった頃、映画が完成するのでしょう。

 一緒に送付されてきた製作委員会代表からの手紙にも、少し文学的な表現が使ってあります。

 ありきたりの謝礼の言葉や製作の進度報告に、次のような表現が続きます。

 「足かけ3年におよぶ長い期間の中に、多くの方々の手で、静かに熟成を重ねてきた私たちの夢が、いよいよ船出の帆をあげる刻が来たようです。」(後略)

 「刻」という字は、もちろん、「とき」と読むんでしょうね。

 この映画の場合、とくにシナリオづくりに苦労が多かったようですので、時間をかけて熟成したというのは、文字通りに近いのだと思います。

 私は映画のようなアートに携わる人間ではありませんが、全神経を集中して何かを作り上げる努力と工夫を間近に見ることができるのは、自分の生き方に参考になるような気がしています。

 

| | コメント (1) | トラックバック (0)

絵コンテ「フサノの家」

001  絵コンテというものでしょうか。

 スタッフからいただいた「フサノの家」です。

 ていねいに描いてあります。映画の撮影というのは、大雑把にこんなふうな絵、というのではなく、詳細にイメージを煮詰めてから行うものなんですね。

 私もネット公開用の動画作品をいくつか作りましたが、こんなに丁寧にイメージを具体化したことはありません。行き当たりばったりというか・・・。これに比べると、子どもの遊びですね。

 実際の撮影現場ではどのくらいこれに近いものを作るのでしょうか。興味津々です。

 「野田フサノ」ばあさんはこの映画では欠かせない、クセのあるクソババアです。孤児をダシにして生活の糧を得る強欲な女性です。

 しかも今回演じるのは、大スターいしだあゆみです。

 この長屋のような家で、どんなやり取りがされるのか、楽しみになってきました。

 

| | コメント (1) | トラックバック (0)

石巻フィルムコミッション動く

 映画「エクレール お菓子放浪記」の撮影日程が明らかとなり、石巻での動きが活発になってきました。

 エキストラ募集の窓口として働いているのが、「石巻フィルムコミッション」です。代表は市長の亀山紘氏がお務めになっています。

 フィルムコミッションの初仕事としては、昨年、石巻で「弁護士 布施辰治」の映画製作が行われました。

 布施辰治さんは、石巻出身の弁護士で、韓国でも日本でも民衆のために仕事をした方です。のちに韓国政府から勲章を授与されたそうです。

 映画はこの布施弁護士の生涯を描いたドキュメンタリーでした。亀山市長もみずから、岡田劇場で撮影されたシーンでエキストラ出演を果たしました。

 岡田劇場は古いので、少し前の時代の撮影にはもってこいだったわけです。

 この映画撮影が話題になるまで、私は(恥ずかしながら)布施辰次という人のことについて何も知りませんでした。映画には歴史上の(といっても現代ですが)偉人を思い出させてくれる働きがあります。

 フィルムコミッションにとって映画「エクレール お菓子放浪記」は2作めの作品となります。

 製作側との打ち合わせも進み、今月末からエキストラの準備をする段取りになっています。

 作品の山場は10月23日、24日に日和山で撮影される歌合戦のシーンで、100名を超えるエキストラが出演することになっています。

 石巻市民のみなさんのご協力をお願い申し上げます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

撮影全日程

 映画「エクレール・お菓子放浪記」の撮影全日程は下記の通りです。

 石巻は北上町葦川原からのスタートです。川面に小舟を浮かべた撮影になるはずです。完成図は絵として格好の好い、印象的なシーンになると聞いています。

平成22年10月8日(金)  白河 南湖公園

平成22年10月11日(月) 石巻 北上町 葦川原

平成22年10月12、13、14日(火、水、木)  登米教育資料館

平成22年10月15日(金)  石巻屋敷町 登米

平成22年10月16日(土)  石巻 岡田劇場

平成22年10月17日(日)  富谷

平成22年10月19日(火)  白河 南湖公園

平成22年10月20日(水)  石巻 岡田劇場

平成22年10月21日(木)  石巻 岡田劇場

平成22年10月22日(金)  石巻 福祉協議会

平成22年10月23日(土)  石巻 日和山公園

平成22年10月24日(日)  石巻 日和山公園

平成22年10月25日(月)  富谷

平成22年10月26日(火)  村田

平成22年10月28日(木)  富谷

平成22年10月29日(金)  富谷

平成22年10月30日(土)  富谷

平成22年10月31日(日)  富谷

| | コメント (1) | トラックバック (0)

宇宙食のアイス

Photo  アメリカに行っていた友人から宇宙食のアイスをお土産にもらいました。

 テキサス州だったので、ケネディ宇宙センターがあるから、ということです。

 包み紙にはまさに宇宙へ飛び立とうとするスペースシャトルの写真がプリントしてありました。

 はじめは、アイスというので、冷やさなければならないのだと思いましたが、包みの説明を見てみると、そうではない様子。

 中を開けてみたら、写真のような感じでした。

 宇宙食アイス=(落雁+マシュマロ)÷2

という感じです。落雁よりも軽く、マシュマロよりも少し硬い食感でした。

 ちゃんとストロベロベリー、バニラ、チョコの味がします。

 世の中では、いろいろな食べ物が開発されているんですね。不思議感いっぱいでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

エキストラ募集中!

 いよいよ映画「エクレール・お菓子放浪記」のエキストラ募集が始まります。

 撮影は10月11日からで、エキストラの出番は15日からです。

 石巻フィルムコミッションへはすでに応募の問い合わせが来ています。市民の関心は高いようです。うれしい限りです。

 「ぼくも出たい」「私も出たい」「子どもを出したい」「おじいさんを」・・・いろいろな方の出番があるはずです。詳細は、石巻フィルムコミッションのホームページを参照してください。

 「服装については、昭和18年~20年の設定の映画になりますので、出来る限り、地味な服装でお願いいたします」とあります。地味な服装というのは、戦争中に人が身に着けていたような着物またはもんぺのことです。

 山場は10月23日、24日の撮影となるはずです。なにしろ110名ものエキストラが必要ですから。楽しみです。

 皆さんのご協力をお願いします。

 石巻フィルムコミッションHP:

  http://www.ishinomaki-fc.com/category/7296652-1.html

| | コメント (0) | トラックバック (0)

あしたのジョーがやってくる

 映画「エクレール・お菓子放浪記」の出演者も固まってきたようですが、私にとって大ニュースは、尾藤イサオさんの出演が決まったことです。第3回の役員会で披露されました。

 尾藤さんといえば、「あしたのジョー」です。ちばてつやさんの漫画も名作ですが、テレビのアニメーション版で流れる尾藤さんの切ないシャウトが、不幸な人生を背負ったジョーにぴったりでした。

 とくに「たたけ、たたけ、たたけ~」というところが忘れられません。

 少年院のたくさんの豚を檻から放ちその一頭にまたがって走るジョー、それを止めに来る力石徹・・・名場面が脳裏に浮かんできます。みんな個性的でした。

 撮影の合間に一度くらい歌ってもらえると大感激なのですが・・・。

 なかなかそんなわけにはいかないのでしょうか。

 思えばむかしの漫画や映画の主人公はよく不幸を背負っていました。最近、不幸な主人公もあまり見当たらなくなったように感じます。

 「エクレール・お菓子放浪記」の主人公アキオはまぎれもない昔のタイプの主人公ですね。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

第3回役員会に市長も

3  去る9月10日、石巻「お菓子放浪記」を応援する会の第3回役員会が開かれました。

 多忙の中、亀山市長もいらっしゃり、議論に加わってくださいました。大感謝、です。

 いよいよ映画製作の支援が動き始めました。

 この日の議題となったのは、まず、エキストラ手配のことです。エキストラ手配の窓口の役割を果たすのは石巻フィルムコミッション、ということになりました。この組織の存在意義はこの仕事のためにあるので、順当ではないかと思います。

 少し議論となったのは、エキストラが着る衣装です。舞台設定が昭和18年から20年ころですから、今日集まったご年配(失礼!)の方々の記憶では、ちょうど着物から洋装に切り替わるころだということでした。

 私も記憶の中にある漫画『はだしのゲン』の中には、戦争中から直後の描写として、洋装の人の中に着物の男性・女性が少し混じっているという情景があります。

 この部分は製作者側に時代考証を煮詰めてもらって、適切な指示を出していただかないといけません。洋装何人、着物何人、という感じに。

 もっとも多くのエキストラを要するのはラストののど自慢大会です。石巻の名所日和山公園で、10月23日、24日の二日間かけて撮影をする予定です。

 原作者の西村滋さんも現住所の静岡から団体で石巻入りし、撮影を見学する予定です。この日の役員会では、西村さんに岡田劇場で講演会をしてもらおうか、という話になりました。

 石巻側からも、お菓子の店を撮影に使えないか、という要望が製作側に出ました。実現するかどうかは監督の気持ち次第だと思いますが、映画への欲が地元から出てきたというのは期待の裏返しだと感じています。事務局としてはうれしいです。

 エキストラ出演希望の方は、石巻のメディアテック株式会社へご連絡ください。フィルムコミッションの窓口です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

牡蠣とグリコ

 石巻の名産品と言えば、牡蠣です。

 全国的には、広島が圧倒的(57%)でそれに次ぐ生産量を宮城県(17%)が占めています(2004年)。宮城県産では松島牡蠣という名前が域外ではよく知られていますが、生産量は石巻のほうが多いようです。

 この牡蠣がもつグリコーゲンが、お菓子メーカーの「グリコ」の社名の由来なのだそうです。

 江崎グリコ創業者の江崎利一氏が、牡蠣にエネルギー代謝に必要なグリコーゲンが含まれていることを新聞記事で読んだことが1922年の会社誕生のきっかけんなったそうです。

 私も、大学で牡蠣の研究をしている先生から、牡蠣のおいしさの秘密はグリコーゲンというお話を聞いたことがあります。

 牡蠣とキャラメルはべつものののようにしか見えませんが、グリコーゲンでつながっているんですね。

 鈴木愛(編)『広島かき本』(ザメディアジョン、2006年)という本に書いてありました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

伊達のずんだプリン

Sn3e7034  石巻市内のアンジェリーナというお菓子やさんで売られている「伊達のずんだプリン」です。

 今から12年前、人生で初めて東北の地を踏んだとき、「ずんだ」とは何だろう、と思ったことを思い出します。

 最初に目にしたのは、お土産用のずんだもちだったと思います。

 今は何の不思議もなくずんだを受け入れています。

 余計な説明かもしれませんが、枝豆を細かくつぶしたものがずんだです。もちの周りにつけて食べたり、このプリンのように、他の食べ物とあわせた加工品もたくさんあります。Sn3e7035

 プリンを食べていると、このずんだのつぶつぶが心地よい歯ざわりです。

 枝豆のほのかな味わいがさわやかです。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

岡田劇場が石巻かほくトップに!

Photo  これは、8月15日の終戦記念日の『石巻かほく』です。

 岡田劇場がトップで大きく取り上げられました。全国を車で回る体力勝負の興行の裏事情が紹介されています。

 映写機を操る菅原社長と、興行15周年企画で開催された昭和19年(戦争中ですね)の尾上菊五郎・澤村宗十郎大一座の看板(家宝でしょうね)などの写真が掲載されています。

 今力を入れている公演は、11月に石巻で行われる二葉百合子だそうです。社長自身、彼女の歌を聞いてお年寄りが泣いているのを見て、興行の醍醐味を感じたようです。

 二葉さんは今年限りでやめるという報道がありましたので、社長にあったとき、聞いてみました。

 「二葉百合子さん、どうしてやめることにしたの?声が出なくなったの?」

 「声はまだ普通の歌手より出るくらい。ただ、本人が自分の芸を維持できなくなると思ったらしい。」

 なんだか、王貞治がまだシーズン30本のホームランを打てるときに引退してしまったことを思い出すようような感じでした。(古いですね、この例えも。)

 周りに惜しまれながらやめるのが彼女のやりかたなのでしょう。

 記事によると、これから岡田劇場でチビッコ芸能名人大会が企画されているようです。うまくいくと良いですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

映画監督と映画職人

 9月2日、石巻に「エクレール・お菓子放浪記」スタッフのみなさんがやってきました。岡田劇場その他のロケ地を見て撮影の細部を練る、ロケハンというもののようです。

 夜、近藤監督をはじめとするスタッフの皆さんと食事を一緒にしました。

 そこで気がついたことは、監督がいつも王様というわけではない、ということでした。

 黒澤明監督のイメージで想像していたためかもしれません。映画監督というのはスタッフの間では王様もしくは天皇のようなものだと思っていました。でも、近藤監督はふつうに見えました。もちろん、監督として尊重されているようには見えましたが。

 スタッフの皆さんがフリーの映画職人主体だからかもしれません。映画会社に所属するサラリーマンのスタッフは1人だけで、残る5人は自営業者という話でした。こういう集団だと、みなさんの個性が強く団結を図るのは大変なんだろうなあ、と勝手に心配しました。

 撮影のときの様子をうかがいました。スターが演じ、監督が声を枯らし、周囲を観客が取り囲む現場では、カメラや照明担当などのスタッフの方も、やはり相当な緊張だそうです。監督が怒鳴ればスタッフも怒鳴り返す、というくらいの張り詰めた雰囲気で撮影が行われるようです。

 飲み会の場は仕事のうさを晴らす場でもあるようです。この日は、照明担当の方がとても元気でした。

 10月の撮影に向けて準備は着々と進んでいるようで、楽しみです。

 

| | コメント (1) | トラックバック (0)

ラジオ生放送

Photo_2  アナウンサーの大久保さんです。とても元気で感じの良い方でした。インタビューを受けた男性一同、「アナウンサーはこうでなくっちゃねえ」としきりに感心しました。

 一緒に来たスタッフのショウジさんも、とてもしっかりした方に見えました。私が送った『岡田劇場150年』をよく読んでくださったようでした。

 放送前、大久保アナとの打ち合わせで、劇場の簡単な歴史を岡田劇場の菅原社長が紹介、私が「岡田劇場がんばれ会」の様子を紹介するという大雑把な役割分担を決めておきました。

 放送が始まると、大久保アナ、劇場前の大看板や提灯を見て中継しながら劇場内へ入ってきます。しゃべることが多くてとても忙しそうです。

 打ち合わせどおり、社長が150数年に及ぶ劇場の歴史を、私はがんばれ会の映画と生舞台の様子を話しました。映画の舞台になる話も、社長から紹介があり、私も応援する会でエキストラ出演者を募る予定だと話しました。

 オトサカさんはいつもどおりの良い笑顔をオンエアしました。ラジオですが、大久保さんがちゃんと実況してくれました。さすがですね。

 番組の最後に、女子高で応援団をしていたという大久保さんからおきまりのエールが岡田劇場に送られました。単純にうれしかったです。

 放送が終わると、石巻「お菓子放浪記」を応援する会に寄付をしてくださいました。ありがとうございます。

 大久保アナの元気な姿を見て、[暑いけど]これからもがんばろう、という気持ちになりました。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

ラジオカーがやってきた

Photo  8月30日午後3時、予告どおりに岡田劇場前へ東北放送のラジオカーが到着しました。「ラジオな気分」の放送中です。

 事前に確認していなかったのですが、この日、岡田劇場からラジオカーでの生放送が行われました。

 早めに岡田劇場へ行き、「今日生放送か録音か確認しとくの忘れた」と言うと、岡田劇場の菅原社長「録音ならラジオカーはいらないでしょう。マイク一本ですみますよ」。

 さすが社長、芸能界に慣れていますね。冷静です。と同時に、生放送かという緊張感が新たに湧いてきました。

 東北放送のラジオカーが岡田劇場前に着いたのが事務所内の防犯ビデオに映ると、社長が一言、「派手な車だなあ」。

 中からアナウンサーの大久保さんが出てくるのを出迎えると、社長「地味な車ですね」。ただ大久保さんは番組のことで頭がいっぱいなのか、社長の冗談が通じなかった様子でした。ちょっと唖然とした感じでした。

 先週の打ち合わせでは、石巻「お菓子放浪記」を応援する会を電波で紹介してくださることになっていました。

 しかし、週末の間に少し方針が変わり、「岡田劇場がんばれ会」と石巻「お菓子放浪記」を応援する会の二つを紹介することになったようでした。

 先週末にがんばれ会の活動を記した『岡田劇場150年』を東北放送宛に送っておいたので、読んでおいてもらえたようです。番組のコーナーは応援団を紹介する趣旨だったので、「がんばれ会もいいな」となったようでした。

 インタビューを受けるこちらは、菅原さん、社員のオトサカさん、それに私です。

 生放送とわかり、にわかに緊張しました。せっかくのラジオ出演の機会ですから、「ラジオな気分」をラジカセでかけて、MDとICレコーダーで録音する準備もしました。

 (つづく)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年8月 | トップページ | 2010年10月 »