« 2010年7月 | トップページ | 2010年9月 »

2010年8月

ほや酔明

Sn3e7018  お菓子と呼べるかどうかは微妙ですが、三陸名産の「ほや」を原料にした加工食品「ほや酔明」です。

 石巻市の水月堂物産株式会社の商品です。

 「海のパイナップル」と呼ばれる「ほや」ですが、その味のクセはなかなか強いです。

 12年前、初めて石巻のお寿司屋さんで親方に勧められてほやを食べたときのことをよく憶えています。

 親方は、本当に恐る恐る、「クセがあるんだよね」と言いながら、私に生のほやを切ってくれました。

 食べた私も、舌の横のほうになんとなく苦味を感じるような気がして、なんだかクセあるな、と思いました。

 しかし、12年経つとこのほやが妙に好きになりました。Sn3e7020

 他人に勧めることもあるのですが、最近、恐る恐る私にほやを勧めてくれた親方の気持ちがわかるようになりました。

 つまり、初めての人にはほとんど喜ばれません。「これ好きなの?」と変わり者の扱いをされることもあります。

 でも、最近私はかなりほやを好きになっています。一口食べた瞬間に海の香りが口いっぱいに広がるところが好きです。

 ほや嫌いの方のためにパイナップルと生のほやをあわせて、甘い味付けにして出してくれる食事どころもありますが、ほや好きならば生で他の味付けをしないものが一番でしょう。

 この「ほや酔明」、ほやを乾燥させて作ったおつまみですが、生のほやと同様、海の香りが口に広がります。

 秀作ですね。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

ラジオ出演か?

 石巻「お菓子放浪記」を応援する会をラジオ番組が取り上げてくれることになりました。

 東北放送「ロジャー大葉のラジオな気分」で8月30日午後3時から10分程度の企画だそうです。

 応援団を取り上げているコーナーのようで、応援する会はちょうど良い、となったようです。

 映画のロケ地となる岡田劇場からラジオカーで放送するということですので、生放送なんでしょうね(細部はまだ打ち合わせていません)。緊張します。

 あいにく、会長は東京で行われる都市対抗野球の応援で不在、会の他の幹部も不在がちですので、今回は私と岡田劇場の社長で応対を試みます。

 これまで行ってきた「お菓子放浪記」を応援する会の活動を紹介できれば良いなあ、と思っています。時間があれば10年間あまり続いている岡田劇場がんばれ会の活動も、紹介したいです。

 日ごろラジオを聞く機会のない方も、ぜひ聞いてください。お楽しみに。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

今年の8月

 突然ですが、「お菓子映画にエール」ちょっと番外編です。

 日本の8月は、いつも終戦とともにあります。

 今年は民主党の政府が8月15日の終戦記念日に靖国神社への参拝を行わなかったためか、マスコミの報道ぶりは例年よりも静かだったと思います。

 ただ、8月6日の広島の平和祈念式典に、アメリカ合衆国のルース駐日大使が出席したことは記憶に残しておきたいと思います。

 戦争の末期において加害者だった米側の代表が、原爆による死没者を弔う席に政府代表として出席したことは、意義のあることだったと思います。

 米国のオバマ大統領は核廃絶を訴えており、その訴えの裏には通常兵器で米国が圧倒的優位に立っているという事情があるなど、さまざまな政治的思惑があるとしても、歴史的な意義はあると思います。

 同時に、米国と連合軍を形成していた国連の代表も式典に出席したことは大きな歴史的意義があります。

 映画「エクレール・お菓子放浪記」とともに平和を祈るとともに、そのためにできることを考えなければならないと思っています。

 広島の平和祈念式典は、この夏、とりわけ印象に残った出来事でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

厚切りのバウムクーヘン

Sn3e7027  バウムクーヘンが届きました。

 届けてくれた宅配便の箱にもケーキの絵が入っていて、傾け禁止とされています。この細やかなサービスが嬉しいです。

 厚切りでいただくと、よろこびもひとしおです。その高さを思わず自分の手の大きさと比べてみます。

 ドイツのお菓子職人が、薄い生地を名前の由来という木の切り株のように、何重にも重ねて巻きながら焼いている姿を想像します。Sn3e7028_2

 本当はそうではないかもしれませんが、私の頭の中のイメージはそんな感じです。

 ぜいたくなお菓子ですね。

 今年はとくに暑いため、もちろん、冷蔵庫で冷やして食べます。

 周囲を覆っているフォンダンという砂糖の衣が食べるときに歯が当たるとシャリシャリいうところが絶品です。

 冷蔵庫から出して30分から1時間たったときが食べごろだそうです。

 暑い午後、ゆたかな気持ちになれるお菓子です。

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

製作発表会報道ぶり

Sn3e7036  映画「エクレール・お菓子放浪記」の製作と上映を支える宮城県民の会の事務局から、仙台で行われた発会式や製作発表会の新聞記事が送られてきました。

 少し日数がたってしまいましたが、河北、朝日、毎日、読売の報道ぶりを比べて見ることができました。(各紙7月31日付け。朝日のみ8月1日付け。)

 どの新聞も作品紹介、監督紹介、原作紹介、出演者紹介などで紙面を埋めていますが、いしだあゆみさんの紹介の仕方が、私が直接聞いた時の印象と少し違うように感じました。

 いしださんは「クソばばあを早く演りたい」とはっきりおっしゃったのですが、各紙とも「女優としてのターニングポイント」などと無難な表現にしていました。Sn3e7037

 毎日新聞がいしだあゆみさんの演じる女性を「強欲な義母」としているのが一番オリジナルに近い表現だと思いました。

 やはり新聞紙上に「クソばばあ」は不可なのでしょうか。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

仙台みそバナナマフィン

Cimg8295  仙台駅そばのレストラン「Le ciel」にあった「仙台みそバナナマフィン」です。

 みそとバナナという組み合わせ、「ありかなー」と首をかしげつつ、買ってみました。

 一口かじってみると、バナナが顔をのぞかせます。

 それに、カスタードのような甘いクリームが入っています。

 食べてみると、味にそれほどの違和感はありません。バナナとクリームの味の甘さが口の中に広がります。Cimg8298

 みそ味は・・・若干するかな、という感じです。

 仙台みそが有名だからできた商品でしょうか。

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

坊っちゃん団子

Sn3e7014  愛媛県松山市に行った大先輩のお土産をおすそ分けしていただきました。

 私も今年の1月に松山を訪れました。

 司馬遼太郎の『坂の上の雲』がテレビドラマ化され3年にわたって放送されるということで、松山は観光客でにぎわっているようです。

 テレビの影響はやはり大きいですね。

 松山という町は夏目漱石と正岡子規に加え、司馬遼太郎ですから、観光資源に恵まれています。

 映画「エクレール・お菓子放浪記」で石巻も観光客が訪れないかと期待しています。

 ただ、原作の舞台が石巻ではないので、そこがちょっと弱みです。

 とりあえず、映画の監督さん、俳優さんやスタッフに石巻を気に入ってもらって、口コミでの宣伝をしてもらえるようになるとうれしいです。影響力の大きい皆さんですから。

 石巻でも「エクレール団子」「エクレールせんべい」を考えても・・・それはさすがにおかしいでしょうね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

二葉百合子さんin北上

Sn3e7008 「エクレール・お菓子放浪記」の舞台となる岡田劇場を経営するオカダプランニング、今年の後半は二葉百合子さんの引退記念公演(=さよなら公演)で忙しくしているようです。

 北上市へ行ったら、石巻で見かけたのとほぼ同じポスターが美容室の壁に貼ってありました。

 会場となっているさくらホールに、偶然私も行く機会がありました。とても近代的で新しいホールです。石巻市ならかつての河南町にある遊楽館のようなイメージです。(といってもわかる人は少数でしょうね)

 北上に来ると、石巻を流れる北上川をさかのぼるとここにたどり着くんだなあ、という妙な感慨に襲われます。今は車や新幹線を使って石巻から約2時間余りかかりますが、かつては船で行き来したんだろうなあ、と思います。

 この秋、二葉さんの歌手生活最後の歌声が北上川沿いの2市で響くはずです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

猫の島のどら焼き

Sn3e7009  石巻市の田代島、今や猫の島として全国的な知名度を有する観光地となりました。

 何が売れるかわからない、というのが正直なところです。石巻でそれほど話題になっているとは思えませんので。

 もともと漁業の島で魚が多く野良猫が住みやすい環境だったところに、インターネットのおかげで情報が発信され、ブームが生まれたのだと思っています。

 やはり、冒頭の何が売れるのかわからない、という感想にたどりつきます。

 写真はこの島の猫ブームにあやかったどら焼きです。Sn3e7010

 猫だからどら焼き、という図式は、ドラえもんのイメージでしょうか。

 食べてみると、あんと一緒にマーガリンがはさまっているのが特徴のようです。ある大先輩は、コッペパンにジャムと一緒にはさまっているマーガリンを思い出す、とおっしゃっていました。

 私も同感です。

 新しい石巻名産として定着するかどうか、今後を見守りたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

宮城県民の会パンフ

001  宮城県版の映画紹介パンフレットの表紙です。

 石巻版とほとんどかわりないようですが、「エクレール」という主題が付いているところが大きく違います。

 西村滋さんの原作では、エクレールは憧れのお菓子として登場しますが、現物が出てくることはなかったと思います。

 このタイトルで最終決定ではないようですが、これで行くとすれば、タイトルとの共鳴をねらって映画の中でもエクレールが強調されるのかもしれません。

 シュークリーム一つがぜいたく品の時代、それにチョコレートまでかけたエクレールは、まさに夢のような食べ物だったにちがいありません。

 子どもの強い憧れを映画ではどのように表現するのか、近藤監督の腕に期待したいです。

 このパンフレットの写真の中には、エクレールらしいお菓子はないと思います。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

錦帯橋せんべい

Sn3e7012  錦帯橋せんべいです。

 説明不要ですね。形がそのままです。箱もそのままです。

 木の橋がずっと残っているのがすごいと思います。

 私も子どものとき行ったはずです。

 デザインが命ですね。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

林隆三さん

Cimg8257hayashi 引き続き、製作発表会とパーティでの様子をご紹介します。

 林隆三さんのご挨拶で印象に残ったのは、ご自身がドサ回りの劇団の座長をずっとやっているから、映画での「紋三郎」役はそのままでできる、というところです。

 そうおっしゃった後で、ご自分ですぐ、「ウソウソ」とおっしゃっていましたが、林さんの若い頃の境遇は紋三郎と似ているのかもしれません。

 紋三郎は戦中旅回りの一座で座長を務め、アキオをかくまい一癖も二癖もある団員をまとめながら、これまた底意地の悪い警官とわたりあうという、濃い人物です。林さんの熱演に期待します。

 林さんといえば、テレビの「たけしくん、はい」でのお父さん役をよく憶えています。善玉の賢母に対しいつも必要以上に飲み、暴れてしまう父は、痛々しくも共感を覚える人物でした。

 「たけしくん、はい」で憶えているエピソードがあります。林さん演じるお父さん、飲み屋で壁に貼られた紙を指差し「これくれ」と言うのですが、それはメニューではなく、字の読めないことがわかってしまうのです。教育がなくて可能性を閉ざされてしまった父の役、林さんは本当に好演してくださったと思います。

 紋三郎役でも、きっと良い演技をしてくださることでしょう。

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

近藤明男監督

Cimg8258kondou 近藤明男監督のご挨拶もありました。

 写真のとおり、いつも以上にかしこまった感じでした。

 近藤監督は、大学卒業後、大映に入社すると、2年後にはそこが倒産してしまったという不運な方です。

 それでも映画業界から手を引くことなくフリーの助監督、監督としての経歴を重ねてこられたことに敬意を表したいと思います。

 監督作「ふみ子の海」が高い評価を得ているようです。

 私の職場でも、「ふみ子の海」の撮影地の縁で石巻「お菓子放浪記」を応援する会に寄付をしてくださった方がありました。

 ご本人の弁では、「林隆三さんの後で挨拶すると声の質の悪いことがわかってしまう」とのことでしたが、監督の声はよく澄んだ音質だと感じました。

 林さんが特別低い声なのだと思います。きっと役者としての訓練をしてきているからだと思います。パーティ会場でもひときわ声がよく通っていました。

 監督のご挨拶で、役者の存在感は声にある、ということを再認識しました。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

いしだあゆみさん

Cimg8254ishida

 引き続き製作発表会の様子をお伝えします。

 先日A.I.さんとご紹介した、歌手で女優のいしだあゆみさんの記者との応答中、印象に残ったのは、次のフレーズです。

 「クソばばあの役を早くやりたいです」

 いしださんの口から「クソばばあ」という言葉が出てきたのにも驚かされましたが、なおかつそれを「早くやりたい」というのが、女優魂なんでしょうね。

 西村滋さんの原作では、いしださんが演じる女性は本当に「クソばばあ」な感じですね。主人公の孤児シゲル(映画ではアキオ)をだしに生きる、たくましい女性とも言えます。キャラが濃いです。私の基準で勝手に言えば、「クソばばあ度100%」です。確かに、演じる人にとっては、面白いかもしれません。

 お菓子の思い出を聞かれたいしださん、遠足のときのバナナのお話をされました。それが憧れだったとか。この部分は多くの人が共有している経験だと思いました。ただ、ひょっとするといしださんが子どもの頃は私が想像しているよりもバナナがずっと入手が難しかったかもしれません。

 私もごく短い時間でしたが、ご挨拶させていただきました。一挙手一投足、指先やつま先までが他人の注目を織り込んで神経が行き届いていると感じました。やはりスターなんですね。

 この日以降、私の頭の中では「ブルーライト・ヨコハマ」のメロディーと歌がくりかえし鳴り響いています。

 お会いできて光栄でした。

 

| | コメント (3) | トラックバック (0)

原作者・西村滋さん

Cimg8252nishimura  パーティの席で原作者の西村滋さんとお話しすることができました。

 「作家として好きなものを書いてきて、売れたものも売れなかったものもありました。『お菓子放浪記』は売れたほうの作品です」とおっしゃっていました。

 「昔書いた作品が85歳で映画になるなんてうれしい」とも。

 本当に、活字のもつ時間を超える力には驚かされます。

 この日のパーティでは、西村氏からの贈り物として、自身の歌う「お菓子と娘」が披露されました。シャンソンのしゃれたメロディーが会場にあふれました。85歳には見えませんでした。歌も、お上手でした(私が言うと失礼かもしれませんが)。

 『お菓子放浪記』にはいろいろな悲惨なエピソードが出てきますが、読んだあと、不思議に温かい印象が残ります。それはきっと作者の人柄によるものだろう、と勝手に思っていました。その雰囲気が、歌にも表れているように思いました。

 映画も、作者の人柄がにじむようなものになると良いなあ、と思いました。

 

| | コメント (1) | トラックバック (0)

石巻新名物「桃生茶生きゃらめる」

Sn3e6994  合併後石巻市の一部となった桃生(ものお)町の「桃生茶生きゃらめる」です。

 桃生町の産品のお茶に、ブームの生キャラメルを合わせたという、これまた合併商品ですね。

 桃生のお茶生産者と石巻市内お貸しやさんと石巻専修大学学生の3者の協力で作られたものだそうです。

 石巻市の新名物と言えるかもしれません。

 こういう和と洋を混ぜた合併商品、私はなんとなく違和感をもつことが多いのです。

 が、これはうまく混ざっていると思います。

 たしかにお茶の味と生きゃらめるの味がします。「きゃらめる」という名前は、ひらがなにして和に擦り寄っているんですね。Sn3e6993

 ちょうど、そんな味です。もちろん、生きゃらめるですから、甘いですが。

 ぜひ一度お試しを。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

映画「エクレール・お菓子放浪記」へ

Cimg8239  7月30日、仙台の某ホテルで、映画「エクレール・お菓子放浪記」製作と上映を支える宮城県民の会(長いですね)、の発会総会が行われました。

 村井宮城県知事、亀山石巻市長、関係自治体の長などが一同に集まり、重厚感のある顔ぶれでした。石巻「お菓子放浪記」を応援する会からは、浅野亨会長、後藤宗徳副会長らが出席しました。

 製作発表会も県の会の発会総会の直後に行われました。原作者の西村滋さん、近藤明男監督、女優のいしだあゆみさん、林隆三さんがそろって、華やかな発表会となりました。Cimg8243eclare

 以前から暫定だった映画タイトルは「お菓子放浪記」から「エクレール・お菓子放浪記」へ変更になりました。しかも、まだ本決まりではなく、暫定だそうです。

 写真は製作発表会のときのものです。

 このあと、記念パーティも行われました。

 監督や役者さんのご挨拶、記念パーティの様子などは次回お知らせします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年7月 | トップページ | 2010年9月 »